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PowerPoint2003あたりの感覚に陥ります。よく虹のグラデーションの印刷物を見た記憶がありました。
どこか親しみやすい感じもあります。良いSNS広告です。
「デザインは奥が深い」と思わされました。
当サイトの画面では、読みやすさに全振りしていますが、一部文字を被せる、改行を変な位置で行う等でこのような特定のデザインに落とし込むことができるのはプロの仕業でしょう。
顧客によんでもらうには
完全に読みにくい場合、顧客は読むのを諦めてしまうでしょうし、読みやすすぎても顧客の目に留まりません。
- 顧客の目に留まるようにノイズをいれる
- 顧客が読みやすいようにノイズを入れすぎないようにする
という一見すると、相反することをバランスよくしなければいけません。
ノイズの部分
フォントが統一されていない
フォントが統一されていません。些細なことですが、これはノイズに当たりますよね。
このノイズは、読み手の情報の入ってきやすさを少し阻害します。
最近では、Officeソフトでも読みやすいフォントにシフトしてきた印象があります。
例えば、「MS明朝」→「游明朝」というのが一般的かもしれません。
フォントは暗に伝えたいことも伝えやすいので、デザインは奥深いという話ですね。
色を使いすぎていて統一していないが、「モデルがある」
虹色のグラデーションに顕著に見られますが、色が統一されていませんよね。
同系色や補色を理解して利用すると、「まとまり」が生まれやすいです。
しかし、今回の場合は、「昔のOfficeソフトのデザイン」という共通認識が顧客にあるため、あまりノイズにはなりません。
「これがプロの技か…」となっています。
枠が多い
枠線が多いのも、顧客にとってノイズになり得ます。
例えば、写真のフレームは「写真だ!」と認識するために必要な枠です。
情報を持たない枠が目に入ってきても「??」と困惑を引き起こす原因になります。
しかしいちばん大事な写真がきれいにトリミングされているため、そこまで問題にはなりません。
クリーンな部分
文字の配置と写真の配置
一つ言わせてください。
写真がとても見やすい。
商品だから当然だと思われるかもしれませんが、アイコンや宣材写真の解像度が高いのは、必須と言えるでしょう。
「急げ!」→「画像写真」
の視線誘導が見事だなと感じました。
視線誘導がしっかりしていないと、次に入ってくる情報に迷いが生じます。
「絶対食べとけ!」も、横ではなく下に誘導するための良い動線になっています。
背景色と周りの色の調整
背景色と周りの写真の色がまとめられているのも素晴らしいと思います。
色やフォントをまとめると、統一感が出て、読み手(この場合は顧客)に情報の意図が伝わりやすいと感じます。
いろいろな組み合わせでデザインが出来上がっているのだと再度実感した、良いポストでした。
フォントの組み合わせや色の組み合わせに悩むという方は次のセクションもご覧ください。
参考サイトをどうぞ。
デザインしたいときの参考サイト
マクドナルドのデザイナーさんの腕が確かだということが証明された広告だと思います。
資料作りのポイントも少しだけお伝えしました。
著者は、スライドやデザインのサイトを見ることで楽しんでいます。
そちらも少し紹介!
Slideland

「Slideland」は、Powerpointの資料を作るときに便利です。
PowerPointの資料を作成するときに、その用途にあったPowerPointのデザインがすぐに見つけられます。
SAMUNE

「SAMUNE」は、1920×1080のサムネイルを作成するときに便利です。
YouTubeのサムネイルを作成するときに、「このデザインいいな」というサムネイルデザインが多くあります。
Adobe Color
「Adobe Color」は、Adobeが提供している色比較サイトです。
普段何気なく見ているカラーのカラーコードを見つけたりするときに便利です。
V-SAMUNE-!!

「V-SAMUNE~!!」Vtuber向けサムネ制作ツールです。
非常に多機能で、配信するときのサムネイルデザインに最適なツールだと思います。筆者も勉強中です。
COOLORS

「COOLORS」は、「Adobe Color」と同じく、色の比較サイトです。
どちらも使い勝手は良いですが、色をロックして使えるのが良いところ…!
それでは、良いデザインライフを!

